「もったいない」という感情は、物事を継続するためのモチベーションとしても効果的に働きます。ユーザーの行動履歴はバッジやログインボーナスとして可視化して、継続的な利用を促しましょう。
それまでの努力を無駄にしたくないとの思いから、ついつい継続を選択してしまう心理的傾向のことをコンコルド効果と言います。
Nike Run Club
Nikeのランニングアプリでは、サービスを利用した形跡がマイルストーンバッジやトロフィーとして可視化されるようになっており、モチベーションに繋がりやすくなっている。
Starbucks Rewards
ポイントやステータスが貯まるロイヤリティプログラムを提供することで、ユーザーはこれまでに獲得したポイントや特典を無駄にしないために、継続的にサービスを利用しようとします。
バランスの取れたインセンティブ設計
コンコルド効果を利用しすぎると、ユーザーがサービスに過度に依存するリスクがあります。適度なインセンティブを提供し、自然なエンゲージメントを促進することが重要です。
透明性の確保
サブスクリプションやロイヤリティプログラムの仕組みを明確に説明して透明性を保ち、ユーザーが納得してサービスを利用できるようにします。